言葉の分からない女性と7日間を過ごすゲーム。
プレゼントとしていただいたので早速遊んでみました！
ここからは7 Days to End with Youのネタバレがあります！
一周目の感想
とにかく一周目は何も分からない！！
家の中にあるものをひたすら調べて、女性と会話（っつっても全く分からないのだけど）をして
少しずつ単語を埋めていくゲーム。
上の画像だと指差しの絵の下の文字が「指」かな？とか
話してる絵の下は「話す」か「教える」かな？って感じで考えて単語帳に記録していきます。
多分毎朝言われる、逆にいえば朝しか言ってくれない単語は「おはよう」かな～とか
そんなレベルでも単語が埋まっていき……。
文章全体の意味が理解できるようになると謎の感動があります。
そうか君は毎朝挨拶をしていてくれたんだね……！
でも一周目は全然わからんまま死んでしまいました。
なんで私は記憶もなく目覚めて7日後に死んでいくんだろう？
そしてどうして彼女は泣いているんだろうか。
二周目
本来なら周回を重ねて探索して単語の意味を解読していくゲームなのですが
ちょっと大変だったのでこちらのヒントだけ見ました。
そして一周目では全く発生しなかったのですが、イベントがあるらしいと知ったので
イベント一覧の発生情報だけ見て、単語は想像して埋めていきました。
実はメッセージウインドウの左上に彼女の名前と思われる単語が出てるんですよね。
ただ名前の読み方は分からないので「私」
プレイヤーを指す単語は「あなた」で埋めてみました。
クリアしてから彼女の名前もプレイヤーの人の名前も知ったんだけど
私の翻訳の仕方が、この物語を私だけの唯一の物語にしてくれた
って感じがします。
言葉の使い方って凄く個性が出る。
小説や漫画のせりふ回しだったり、身近なところではTwitterだったりブログだったり。
書いている人の（誤った使い方を含めての）個性って唯一無二のものだよね。
このゲームは言ってしまえば「単語を当てていくだけのパズル」なんだけど
自分なりの感覚で単語を当てはめていくことで、
「紛れもない自分が体験した物語」になっていくことに気が付いて感動しました。
この周回のエンディングは「全てを終わらせる」ことにしたんだけど
なんか知らんけど涙が溢れて止まらなくなってしまってスクリーンショットが無いです。
話としてはよくある話、なんだけど。
上に書いた「私の体験した話」っていう気持ちが強くて。
彼女を終わらせるときに、話してる内容が、ところどころ分かってしまうのが辛くて。
あれほど彼女の言ってることが知りたかったのに、なぁ……。
って思ったら涙腺が死んでました。そんなことを知りたかったんじゃない。
君が何を求めているかなんて知りたくなかったよ。
まぁゲームなので起動するとまた会えるんだけども。
不思議な体験をしたな、と思わせてくれる素敵なゲームでした。
オススメしたいんだけど、説明をするのが難しい。
なんの先入観も無く、その人の感性で単語を当てはめて行ってほしい。
いやあいいゲームを遊ばせてもらいました！
プレゼントしてくれた、でぃーさんありがとう！！
あとBGMがめちゃくちゃよかったんだけどフリー音源らしい？
日常パートの曲が欲しいぜ……。
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