【Switch版】オブラ・ディン号の帰還をクリアしました

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お話を読むゲームがしたいな!
と思って少しだけやるかと手を付けたらあれよあれよと言う間に引き込まれました。

これ以降は「オブラ・ディン号の帰還」のネタバレがあります。

序盤のネタバレと予想

60人乗っていたはずの乗員の死因を調べに行くのに一人という
ブラックどころか生贄になるのを期待されているのでは?と不審に思いつつ乗船します。

もしくは主人公が黒幕パターン。
呪いを仕込んでおいたオブラディン号はどうなったかな〜?の見物。
それなら後述する懐中時計を持っているのも納得です。

※再プレイ時送られてきていたじゃん!とセルフツッコミをいれる。

さっそく死体を見つけたけど、まだ何もできない。
どうするんだろ?とうろうろしていたら
乗せてきてくれたオッチャンが「荷物重くて上げられねーぞ!」って叫んでる。
ここで開けてしまえって言われ、中に入っていたのは「手記」と「懐中時計」

オブラ・ディン号に関する「手記」と「懐中時計」を手に入れて死体に近づくと
不思議と死体の死んだ瞬間が見えるように!これは便利だ。

プレイ前の紹介ページ等で事前に見ていたシステム、
死んだ瞬間が見えれば捜査は簡単なのでは?と思っていたのですが、
死んだ瞬間や死因は解っても死んだ人物が誰なのか?は分かりません。

コイツが犯人だ!で、名前は!?となる。

名前呼ばれていることは稀。
他のシーンで呼ばれていたり職業や服から「この辺の人かな?」というのを想像して行きます。
例えば船長は一人しかいない(はず)なので「船長!」って呼ばれているシーンがあると解りやすい。

死体もすぐ見つかります。
捜査中、同じ時間に死体があると懐中時計が震えて教えてくれるので
死体を探す→次の死体を見つけるor船のどこかが開くので探しに行くパターン。

探索が好きなのでとても楽しい。
ダンガンロンパの捜査パートや殻の少女シリーズの捜査パートみたいな感じですね。
違うのはビジュアルと死んだ瞬間が見えるってことかなぁ。

女の人が乗ってる〜!船長の嫁さんなのかな?
昔の航海って女性乗っちゃいけないんじゃないんだっけ?
と思いつつ懐中時計を起動したら。

とんでもねーもんに襲われてた。
まあ海、船、行方不明の船員と来たらこれだよなぁ。

ということで60人の乗員乗客を乗せたオブラ・ディン号で何が起こったか?
人の死んだ瞬間を覗き見ながら探っていくゲームです。

あと最初に乗船したときから気になっている、
海の中でキラキラしているもの。

あれはきっと大事なものだろう。

一周目、バッドエンド

一通り船内の死体を確認したらオッチャンが
「嵐が来るからはよ帰るぞ!!」って怒鳴っています。

そのまま乗ってきたボートで待っていると視界が狭まっていき、
完全に暗くなると帰還です。お疲れさまでした。

私は「まあ最初は途中で帰ってバッドエンドかな~」と吞気に考えていたのですが
このゲーム、オートセーブなのでここで帰ると一番最初からやり直す羽目になります。
なのでやり直しが嫌な人は最後まであきらめずに探すんだよ!!

調査を終えて、一年ほど経った嵐の夜にお手紙来たよ。
「あなたの適当な調査のせいでエバンズ医師が死にました」
恨み言が満載のお手紙でした。

ここで「エバンズ医師……?」と気が付く。
そういえば8章にメモが貼ってあって「H.E」ってイニシャルあったな!って
すぐに二周目を開始。

あー、あー!なるほどー!!
船の中や死んだ瞬間以外にもヒントがあるのね!!!!

該当部分をみて船員名簿に
「ヘンリー・エバンズ」の名前を見つけたときの喜びといったら!

二周目、全員の状態を確認してクリア

二週目は頑張って半分くらいまでは自力で特定。
甲板員と檣楼員が特定できない!!

こいつは中国人の檣楼員で……って4人いるから誰だかわからんわー!と悩んで
攻略Wikiでちらっとヒントをみて場面を見返して……
分からなかったら答えを見てなんとかクリアしました。

Return of the Obra Dinn (switch版) 攻略ヒントと特定理由@ウィキ [オブラ・ディン号の帰還][リターンオブジオブラディン]
このwikiは門大寺が提供する、Return of the Obra Dinn(switch版)の非公式wikiです。 なお、当wikiの目的は以下の2つです。 攻略に関するヒントの提供 クリア後の答...

謎解きでズバリの答え見ちゃうのはとても悔しいんだけど
「そのまま積むよりマシ!!」と自分に言い訳して進めました。
その点こちらの攻略Wikiさんは関係ある場面や見るべき箇所を教えてくれるので
確認して正解に気が付けるように配慮されていてとてもありがたかったです。

下船して帰るのはバッドエンドと同じ。
一年後に届くお手紙の内容と、他のお荷物が変わっていました。

よかったよかった。
手記が帰ってきた!

もう一つ小さな包みがあります。
受け取った使用人の方?奥様?から
「なんだか変な臭いのする荷物だから外で開けてくださいね」
と言われていたんだけど

手????
なんだこれ……こんなのあったっけ、と首を傾げていたら
懐中時計を引っ張り出してきて

ああ、そうか。
何が起こったか見れるんだ……。

見れるんだ、って思って死んだときの光景を見て、

この説明文を読んでゾクゾクしました。

「何があったかを知るために、ペットの猿を船尾倉庫内で殺した」

エバンズ医師とここまで遊んできたプレイヤーへの痛烈な皮肉だなぁって
思わず笑顔になってしまった。

だって知りたいでしょう?何が起こったか。
懐中時計はある、使い方は知っている。じゃあ、あとは。

この時点でプレイヤーとエバンズ医師はある種の共犯者というか
同じ秘密を共有しているものになったんでしょうね。
でももうオブラ・ディン号で何が起こったか知ってる人はいない。プレイヤーを除いては。

こういうのを体験するためにゲームやっているんだよねぇ……!!

8章、取引の章ですべてが説明されるわけではなく
でも「そういうことだったのか」って納得出来た。
だからオブラディン号は帰ってこれたし、調査しているとき海の中に光るものがあったのか。

ああ、おもしろかった。

サントラと前作も気になる

Spotifyにサントラあったよ!
Steamにもあるので買い切りたい人はSteamがオススメ。

曲や効果音が本当によかったです。
悲鳴、銃声、何かを引っ張る音、引きずる音は死因の特定のみならず
没入感を高めてくれます。ゲームもBGMも一人で作ったって本当ですか????

一番気に入ったのは懐中時計を発動するときの音!キャンセルしたときの音も面白いです。
でもサントラには入って無い。まあSEまでは入れてくれないよなぁ……。

あと画家の人が死んだときの音で笑っちゃった。
そりゃあそんなときに襲われたらひとたまりもない。イカも怒るわ。

Steam:Papers, Please
おめでとう。10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。アルストツカに栄光あれ。ここは、共産主義国アルストツカ。隣国コレチアとの6年間の戦争がついに終わり、国境の町グレスティンの半分...

この作者さんの前作「Papers, Please」はとても昔にゲーム実況してる方の動画をみて
エンディング一つだけ見て自分でやろう!って思って結局やってないんだけど
やっぱりやろうかな、と思いました。でも難しそうなんだよね。

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